とりあえず音楽活動4年間のブランクを埋めるべくWeblogを開始してみたが、ネットゲームのプレイ日記に成り果てそうな予感がひしひしと。目標はドメインが有効な1年間のうちにせめて1曲・・・一応達成
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MacBook Proには標準でUSB接続のBluetoothアダプタが内蔵されており、これはBootCampにドライバが付属しているのでWindows XPを起動したときにもBluetoothを利用することが出来る。ただしスタックにはXP SP2標準のMicrosoft製のものを使うため、利用できるプロファイルがかなり制限される。特にAV関連はA2DPやAVRCPはおろか、HSPにすら対応していない。これではちっとも面白くないので、ここは一つ他社製ドライバ&スタックを導入してA2DPでワイヤレスオーディオ環境を作ってみることにする。
Windowsでよく使われる他社製Bluetoothスタックには、
の3つがある。この内Widcomm製スタックは想定外のデバイスでの利用に制限がかかっており、クラックパッチを当てなければ使えないため今回の対象から除外して、東芝スタックとBluesoleilについて試してみた。
実際に他社製Bluetoothドライバ&スタックを導入する前に、あらかじめMicrosoftのBluetoothサービスを無効にしておき、さらにデフォルトのデバイスドライバを削除しておく。
 
 まずコントロールパネル内→管理ツール→サービスを起動し、その中から「Bluetooth Support Service」を選ぶ。そして全般タブ内のスタートアップの種類を「無効」に設定し、さらに停止ボタンをクリックしてサービスを停止させる。
まずコントロールパネル内→管理ツール→サービスを起動し、その中から「Bluetooth Support Service」を選ぶ。そして全般タブ内のスタートアップの種類を「無効」に設定し、さらに停止ボタンをクリックしてサービスを停止させる。
 次いでデバイスマネージャを開き、「Bluetooth Radios→Apple Built-In Bluetooth」を右クリック→削除を選びデバイスを削除する。これで前準備は完了だ。引き続き他社製スタックの導入にかかろう。
次いでデバイスマネージャを開き、「Bluetooth Radios→Apple Built-In Bluetooth」を右クリック→削除を選びデバイスを削除する。これで前準備は完了だ。引き続き他社製スタックの導入にかかろう。
まずは東芝製スタックを試してみることにする。東芝製スタックはダイナブックのサポートページなどで手に入るので適当に入手してくる(現時点で2005/10/25のものが最新)。ちなみに東芝スタックを東芝製以外で利用するのはライセンス的にアレなので、そういうのが気になる人は手を出さないよーに。
ダウンロードしてきたファイルを解凍すると、bluetothというフォルダが出来る。この中にsetup.exeがあるが、いきなりこれを実行してはダメ。.infファイルを書き換えてドライバがインストールできるようにする必要がある。bluetoth\Windows\infフォルダ内にあるtosrfusb.infファイルをメモ帳などで開いて書き換えよう。書き換える場所は次の3箇所。
![[Standard]セクションを書き換え](http://www.ftp-recordings.net/archives/images/toshibabt4-thumb.jpg) まず1箇所目は[Standard]セクション。%TosrfUsb.DeviceDesc1~8%まで並んでいるが、この下に%TosrfUsb.DeviceDesc9%として、内蔵BluetoothアダプタのVID・PIDを追加する。MacBook Proの場合はVIDが05AC、PIDが8205だが、iMacやMac miniでこの値が違うようならそれぞれの値を書く(前準備のデバイス削除前に「Apple Built-In Bluetooth」のVID、PIDをメモしておくこと)。
まず1箇所目は[Standard]セクション。%TosrfUsb.DeviceDesc1~8%まで並んでいるが、この下に%TosrfUsb.DeviceDesc9%として、内蔵BluetoothアダプタのVID・PIDを追加する。MacBook Proの場合はVIDが05AC、PIDが8205だが、iMacやMac miniでこの値が違うようならそれぞれの値を書く(前準備のデバイス削除前に「Apple Built-In Bluetooth」のVID、PIDをメモしておくこと)。
%TosrfUsb.DeviceDesc9%=%TosrfUsb_Device, USB\VID_05AC&PID_8205
![[ControlFlags]セクションを書き換え](http://www.ftp-recordings.net/archives/images/toshibabt5-thumb.jpg) 次に[ControlFlags]セクションを書き換える。ExcludeFromSelectが8つ並んでいるが、ここに内蔵BluetoothアダプタのVID・PIDを追加する。
次に[ControlFlags]セクションを書き換える。ExcludeFromSelectが8つ並んでいるが、ここに内蔵BluetoothアダプタのVID・PIDを追加する。
ExcludeFromSelect = USB\VID_05AC&PID_8205
![[Strings]セクションを書き換え](http://www.ftp-recordings.net/archives/images/toshibabt6-thumb.jpg) 最後にファイルの末尾付近にある[Strings]セクションを書き換える。TosrfUsb.DeviceDesc1~8が並んでいるが、この下にTosrfUsb.DeviceDesc9として、内蔵Bluetoothアダプタの名前を適当につけてやる。ここではApple Bluetooth Deviceという名前をつけることにする。
最後にファイルの末尾付近にある[Strings]セクションを書き換える。TosrfUsb.DeviceDesc1~8が並んでいるが、この下にTosrfUsb.DeviceDesc9として、内蔵Bluetoothアダプタの名前を適当につけてやる。ここではApple Bluetooth Deviceという名前をつけることにする。
TosrfUsb.DeviceDesc9 = "Apple Bluetooth Device"
以上で.infファイルの編集は完了。setup.exeを起動してインストールを行う。インストール完了後再起動すれば、東芝スタックでBluetoothが使えるようになる。
これで東芝スタックが使えるようになったのだが、実はこれだけでは大抵の場合A2DPは利用出来ない。というのも、東芝スタックではデフォルトではSCMS-Tで著作権保護されたオーディオデバイスとしか接続しないように制限がかかっているからだ。この制限を解除するにはレジストリを2箇所編集する必要がある。
 1箇所目は[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Toshiba\BluetoothStack\V1.0\EZC]内の「ShowAvContentProtectionMenu」。項目がない場合はDWORD値で作成し、値に1を設定する。
1箇所目は[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Toshiba\BluetoothStack\V1.0\EZC]内の「ShowAvContentProtectionMenu」。項目がない場合はDWORD値で作成し、値に1を設定する。
 もう1箇所編集するのは[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Toshiba\BluetoothStack\V1.0\AV]内の「NoHeader」。おそらくAVというキー自体存在しないので、キーの作成から行う。NoHeaderはDWORD値として作成し、1を設定する。これで制限が解除され、著作権保護されていないデバイスでもA2DPが利用出来るようになる。
もう1箇所編集するのは[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Toshiba\BluetoothStack\V1.0\AV]内の「NoHeader」。おそらくAVというキー自体存在しないので、キーの作成から行う。NoHeaderはDWORD値として作成し、1を設定する。これで制限が解除され、著作権保護されていないデバイスでもA2DPが利用出来るようになる。
ちなみにA2DPを使っている場合、他のデバイスでBluetoothは使えないと思ったほうがよい。オーディオデータを飛ばすA2DPは負荷が高いようで、A2DP利用中はHIDすらまともに動かなくなる。キーボードやマウスにBluetoothの物を使っている場合はA2DPの利用は難しいだろう。
長くなったので、Bluesoleilについては次回にまわす(結論としては使えないのだが・・・)
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